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日木山宝塔
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日木山宝塔
2つ並んだ凝灰岩(ぎょうかいがん)製の宝塔(同じ構造様式)は,鎌倉期の梵(ぼん)字が刻まれています。南側の塔は255cm で金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)の梵字が刻まれ 「仁治参年壬寅九月廿五日」(※仁治参年は1242年)の紀年銘があります。 北側の塔は235cmで胎蔵界四仏(たいぞうかいしぶつ)の梵字が刻まれ,翌寛元元年の紀年銘(めい)があったといわれていますが,現在は欠けています。紀年銘のある宝塔としては県内でも古く,規模も最大級で,残存度も良好です。また,中世の豪族である加治木氏との関係をうかがわせる歴史資料です。
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