-
有形文化財
>
- 建造物 >
- 県指定
花尾神社本殿(附宮殿三基)・祝詞殿・幣殿・拝殿
-
有形文化財
>
- 建造物 >
- 県指定
花尾神社本殿(附宮殿三基)・祝詞殿・幣殿・拝殿
鹿児島市花尾町にある花尾神社は,その美しさから「薩摩日光」とも呼ばれています。創建は鎌倉時代といわれていますが,建築様式から本殿とその内部の宮殿三基が18世紀前半,その他は18世紀中頃のものではないかと考えられています。本殿は,中心である身舎(もや)を前後に分けて,前方を建具で囲んだ室とし,後方には同形の宮殿三基が須弥壇(しゅみだん)に安置されています。この形式は県内には例がなく,貴重です。また祝詞殿,幣殿,拝殿の天井には401枚の美しい草花が描かれており,色彩構図も見事です。