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枚聞神社本殿
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枚聞神社本殿
指宿市開聞十町にある枚聞神社は,創建がいつなのかはっきりしませんが,古来から人々のあつい信仰を受けてきました。現在の本殿は,天明7(1787)年に第8代藩主島津重豪によって建てられたものです。龍柱には,島津重豪が42歳の厄払いのため,天明6年11月から天明7年1月12日にかけて取り付けた銘(めい)が修理の際に発見されています。朱塗(ぬ)りの本殿,弊拝殿,勅使殿がそれぞれ独立して一直線に並び,樹木に囲まれ,見事な景観になっています。勅使殿の両脇には,長い東長庁,西長庁が独立して並んでいます。また背後には開聞岳をひかえ,一段と荘厳(そうごん)さを見せています。