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白木神社本殿 附宮殿
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白木神社本殿 附宮殿
伊佐市大口の白木地区にある白木神社は,棟札(むなふだ)などによると,応永15(1408)年,白木山長福寺の観音堂として建てられたとされています。建物は間口3間,奥行3間で内部は板敷,中央に1間の内陣を備えており,内陣の後ろの柱を後方へずらした一間四面堂です。屋根は寄棟造で,正面に瓦葺(かわらぶき)の向拝(こうはい)をつけています。永禄7(1564)年,寛延2(1749)年,天保15(1844)年の3回修理されているため後補の部分が多いですが,木鼻(きばな)の彫刻,肘木(ひじき)曲線やその簡素なところに,中世建築の風格をよく残す貴重な茅葺(かやぶき)の建造物です。
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