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祁答院家住宅 おもて なかえ うすにわ 附表門
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祁答院家住宅 おもて なかえ うすにわ 附表門
伊佐市にある祁答院家住宅は,江戸時代の中ごろに建てられたといわれる武家住宅です。祁答院家の家系図によると,祁答院氏が大口に移住したのは,承応2(1653)年と記されており,現在の住宅はその後,18世紀前半に建築されたものと推測できます。門は茅葺(かやぶき)から瓦葺(かわらぶき)に変わっているものの門扉(もんぴ)は創建当時のままです。また石垣等も古い部分を残しています。母屋は農耕に対応した部分と接客を重視した武家の部分から構成され,当時の郷士(ごうし)の生活を知る上でも貴重な建造物です。