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牛之浜海岸
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牛之浜海岸
阿久根市大川の牛之浜海岸は,東シナ海の荒波にけずられた,おもしろい形の岩がたくさんある海岸です。阿久根県立自然公園の中にあり,海の向こうに甑島を望む景色や夕陽のしずむ景色は大変すばらしいものです。大きな岩の上に地元の方がたてて守り続けている鳥居もあります。江戸時代後期の有名な学者である頼山陽は,文政元(1818)年に阿久根から川内に向かう途中,牛之浜海岸を絶賛し「阿嵎嶺(あぐね)」と題する詩をよみました。この詩は,肥薩おれんじ鉄道牛ノ浜駅裏手にある頼山陽公園の石碑に刻まれています。
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