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神屋・湯湾岳

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神屋・湯湾岳


神屋は住用川上流の神屋国有林のことで,樹齢(じゅれい)100年を超えるスダジイのほか,アマミカタバミ,アマミスミレなど奄美固有の植物もたくさん自生しています。湯湾岳は標高694.4mの奄美で一番高い山で,山頂一帯にはミヤマシロバイ,ミミズバイ,クロバイ,アマシバなどハイノキ属の樹木が4種も出現するなど特徴(ちょう)のある低木林が発達しています。さらにここには,アマミヒイラギモチやアマミフユイチゴなどのめずらしい植物が自生しています。どちらも貴重な亜熱帯林であるとともに,アマミノクロウサギなどの貴重な野生動物の生息地にもなっています。指定地は令和3(2021)年,世界遺産に登録されました。

指定年月日

昭和43年11月8日指定

所在地

その他

奄美群島エリア全体や県内複数地域にまたがる文化財

奄美市住用町・大島郡宇検村

関連サイト

鹿児島県の文化財

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