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喜界島の隆起サンゴ礁上植物群落
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喜界島の隆起サンゴ礁上植物群落
喜界島の南西部にある荒木海岸には,隆起サンゴ礁が段丘(だんきゅう)をつくって広がり,そこには点々と植物が分布する群落や低木の群落など,隆起サンゴ礁上植物群落が広がっています。隆起サンゴ礁は平坦地のため,人により改変されることが多く,かつて植物は園芸目的で盗(ぬす)まれることもたびたびありました。喜界町では,地域の自然の重要性から,昭和48(1973)年に県内で最も早く自然保護条例を制定し,開発を規制するとともに,植物などの保護を行いました。この地域は海岸植生から沿岸地樹林まで連続して残されており,面積も広く多様性の高い植物群落として貴重なものです。