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縄状玄武岩
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縄状玄武岩
指宿市開聞町花瀬の溶(よう)岩は,標高924mで薩摩富士と呼ばれる開聞岳の火山活動によってできたものです。溶岩の内部は緻密(ちみつ)で固いですが,表面は火山ガスの抜けたあなが多くあります。この溶岩は玄武岩質安山岩といわれるもので,カンラン石(オリビン)を含み,縄のように見えることから縄状玄武岩と呼ばれています。本県で唯一(ゆいいつ)のもので,開聞岳山頂から見ると溶岩が北西方向に流れた跡がよくわかります。