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大津勘のビーチロック
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大津勘のビーチロック
一般にビーチロックは熱帯から亜熱帯のサンゴ礁の発達する沿岸部の砂浜にみられる,有孔虫の殻(から)やサンゴ片からなる砂礫(れき)が固まった石灰質の岩のことです。大津勘のビーチロックは,長さ約200m,最大幅約20mにも広がっており,各層の厚さが10~60cmの3層から構成されています。大変規模が大きいもので,典型的な形態が浸食されることなく保たれていることから貴重です。また琉球層群の石灰岩と接していることから,沖永良部島の最近の構造運動(ネオテクトニクス)を学ぶ場所としても重要です。