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大隅石(オオスミライト)標本
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大隅石(オオスミライト)標本
姶良カルデラの周辺に分布する流紋岩に黒っぽい2~3mmの大きさの鉱物(こうぶつ)が見つかることがあります。この鉱物は,桜島と大隅半島の付け根の部分である垂水市において世界で最初に発見されたことから,「大隅石(オオスミライト)」と命名されました。「おおすみ」の名前がつけられた貴重な鉱物です。大規模な火砕流が起こった姶良カルデラの最後の噴火は約2.9万年前とされており,それよりも前に噴(ふん)出した流紋岩に含まれる「大隅石(オオスミライト)」はカルデラ形成を伴う大噴火のメカニズムを解明する上でも貴重な文化財です。
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