-
有形文化財
>
- 建造物 >
- 国指定
鹿児島旧港施設 新波止 一丁台場 遮断防波堤
-
有形文化財
>
- 建造物 >
- 国指定
鹿児島旧港施設 新波止 一丁台場 遮断防波堤
鹿児島旧港施設は，鹿児島市の鹿児島港本港区にある港湾施設です。新波止と一丁台場は海岸埋立地の波よけとして，それぞれ弘化嘉永年間頃及び明治５年頃に築かれました。また遮断防波堤は，鹿児島県による修築事業によって，明治３７（１９０４）年に完成しました。南九州における交通と海防の拠（きょ）点として，近世から近代にかけて整えられた鹿児島港の代表的遺構であること，また築造が江戸末期にさかのぼり，沖防波堤である新波止，技術の時代的特色を示す一丁台場及び遮断防波堤が，旧態を保持しながら残っていることなどから，港湾技術史上，高い価値がある文化財です。
