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銅鏡 花鳥文様 永仁二年三月十八日施入ノ銘アリ ー面
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銅鏡 花鳥文様 永仁二年三月十八日施入ノ銘アリ ー面
薩摩川内市の新田神社には73面の古鏡がありますが,そのうちの3面が国の重要文化財に指定されています。これはそのうちの一つで直径は18.9cm,川辺の砂上に大きな牡丹(ぼたん)の花と大きな鳥が飛び交う構図です。「永仁二年三月十八日 左衛門尉友俊 施入之」と線刻の銘があり,永仁2(1294)かそれに近い鎌倉後期に制作されたと考えられています。左衛門尉友俊についてはよくわかっていませんが,鎌倉時代に新田神社と関係が深かった惟宗姓執印氏の分流国分氏の一族ではないかといわれています。