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赤糸威鎧 兜・大袖・杏葉付 一領
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赤糸威鎧 兜・大袖・杏葉付 一領
この鎧は島津家の初代である忠久が着用していたと伝えられ,島津家の歴代当主に受け継がれてきました。鎧の仕立は,黒漆(うるし)塗(ぬ)りの鉄札(てつざね)と革札(かわざね)を組み合わせた平たい小札(こざね)を用い,これを八つ組の茜(あかね)染組糸で威(おど)しています。兜は二十四間の星兜です。鎧や兜の特徴(ちょう)から鎌倉時代前期に制作されたものとされています。現在は島津家当主を祭った鶴嶺神社が所有しており,保存のため解体し,5枚の板につけられています。