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後柏原天皇御宸翰
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後柏原天皇御宸翰
志布志市の大慈寺の歴史は古く,室町時代から500年余りの間南九州第一の臨済宗の寺院として栄えました。開山(創立者)の玉山禅師は京都南禅寺の開山大明国師につき,その法嗣(仏教の伝統を受け継ぐあととり)となりました。その後,中国に渡り天童山静慧禅師に学び,8年の修行の後帰国して,志布志に大慈寺を開きました。御宸翰とは天皇が自ら書いた文書のことで,永正15(1518)年に後柏原天皇が大慈寺の玉山和尚の死に際し,「仏智大通禅師」という称(しょう)号をおくったものです。
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