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為政清明 一幅
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為政清明 一幅
これは明治政府の基礎を築いた大久保利通が書いたもので,するどい筆使いには,端正(たんせい)で気品のある利通の性格がよく表されているといわれています。「為政清明」とは,「政治を行うものは,自らの心も態度も清く明るくならなければならない。」という意味です。大久保利通は,不幸にして49歳の若さで凶刃に倒れました。生前は多忙のため,書に親しむ機会はそう多くはなかったと考えられますが,達筆であったことがこの書からもうかがえます。なお,この書は明治11(1878)年5月14日の朝,大久保利通が暗殺される直前に福島県令今吉盛典に書いて与えたものといわれています。
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