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出水貝塚出土品 附 書簡
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出水貝塚出土品 附 書簡
出水貝塚では,縄文時代早期の押型文土器が,中期~後期の阿高(あだか)式土器や出水式土器などが貝層をはさんで違う層から出土し,これらの土器が異なる時期のものであることが初めてわかった貝塚です。そのほか,石器・貝製品・骨角器も出土しています。中でも石製垂飾品は,別の石製垂飾品を再利用した例として重要です。また縄文時代の埋葬(まいそう)人骨も出土しています。出水貝塚出土品は,縄文早期及び中期~後期の九州における文化などを考える上で貴重な文化財であり,令和4年には,大正9(1920)年に出水貝塚を発掘調査した研究者の直筆資料である書簡も追加指定されました。