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英艦入港戦争図ー薩英戦争絵巻ー
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英艦入港戦争図ー薩英戦争絵巻ー
文久2(1862)年の薩摩藩士によるイギリス人殺傷事件(生麦事件)がきっかけとなり,翌年,イギリス艦隊が鹿児島湾に侵入し,薩英戦争が始まりました。この絵はその様子を描いたもので,作者は薩摩藩の御用絵師柳田竜雪と伝えられています。上下2巻,11の場面に分けて描かれており,そのほとんどが鹿児島城下上空から桜島側を俯瞰(ふかん)する構図で,刻々と推移する状況を見比べることができます。また藩の御用絵師の作品としては最大級のもので,歴史的にも美術的にも価値が高いものです。
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