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松元町入佐の田の神
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松元町入佐の田の神
この田の神は,像の高さが96cmで,亨保12(1727)年に,新村の郷士たちがたてたものであることが,はかまの後ろに刻んである文字からわかります。白黄色のあらい凝灰岩(ぎょうかいがん)で作られており,顔から胸にかけて風化がみられます。大きな岩の上に台座つきで立てられており,そでの長い衣にひだの多いはかまをつけています。かぶっているのは笠(かさ)状のもので,右手にメシゲ(しゃもじ),左手にスリコギをもっています。古い田の神石像で,メシゲをもった僧衣立像型の代表的なものです。