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東串良町新川西の田の神
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東串良町新川西の田の神
この田の神は,像の高さが96cmで,文化4(1807)年につくられたことが,石像の背面に刻まれています。本城石という凝灰岩(ぎょうかいがん)を使った丸彫りの立像で,細かい部分の刻線まではっきりしています。コシキに使うシキを背の方に長くたらしてかぶり,長そで,長衣の着流しでひもを前で結び長く垂らしています。右手にメシゲ(しゃもじ)を立ててもち,左手には大きな宝珠(ほうじゅ)をもっています。腹部には大きなひょうたんと木の葉のようなものをつり下げ,2俵の俵の上に乗っています。