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宮之城町虎居の庚申塔
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宮之城町虎居の庚申塔
この庚申塔は,高さ86cmで,享禄4(1531)年につくられています。やや赤みがかった凝灰岩(ぎょうかいがん)に丸彫りした一石五輪塔が台石の上にのっており,正面には「上章涒灘」(じょうしょうとんだん:庚申の別称)と刻まれています。また右側面に,墨(ぼく)書で「禅門」(ぜんもん)と並べて書いてあります。60日に一度めぐってくる庚申(かのえさる)の日に庚申講という眠らないで夜を明かすならわしがあり,その供養(くよう)のために立てられたものです。県内の庚申塔の中でも古いもので,ほぼ完全な形で残っています。
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