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諸鈍芝居
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諸鈍芝居
諸鈍芝居は加計呂麻島の瀬戸内町諸鈍で伝承されている民俗芸能です。旧暦8月15日の豊年祭と旧暦9月9日の大屯(おおちょん)神社の例祭に公開されています。まず鉦(かね),太鼓,三線を先頭に,踊り人たちが行列をつくって楽屋に入り,次に長者の大主といわれる老翁が祝福の口上をのべ,それが終わると紙の面をつけ黒い衣,白い股引をつけた踊り人たちによって「サンバトウ」(三番叟),平敦盛をしのぶ「ククワ節」,座頭の川渡りを表現した「ダットドン」などが演じられます。奄美各地に伝わる豊年祭の芸能が基礎となって,大和の能狂言,沖縄の芸能などが加わって成立した野外劇です。