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甑島のトシドン
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甑島のトシドン
トシドンは,大みそかの夜,家々を訪れる祝福の神様です。薩摩川内市下甑町の各地では,トシドンは天道(天空)から高い山や馬乗瀬という大きな岩の上に,首のない馬に乗ってやってくるといわれています。シュロの皮やソテツの葉などを使った鼻の長い恐ろしい仮面をつけたトシドンが幼児のいる家々を訪れ,日頃の行いについてたずねたり,さとしたりした後,大きな餅を背負わせて与えて去ります。来訪神行事を理解する上で重要な文化財で,下甑町手打の麓,本町,港及び青瀬,片野浦,瀬々野浦の6つの地区に保存会が結成されています。
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指定年月日
- 昭和52年5月17日指定
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所在地
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北薩エリア
薩摩川内市
下甑村手打・片野浦・青瀬・瀬々野浦(甑島トシドン保存会)
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関連サイト
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