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士踊(稚児踊,二才踊)
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士踊(稚児踊,二才踊)
士踊は戦国時代の武将である島津忠良が出陣の前に,部下を集めて踊らせたことに始まると伝えられています。この踊りは加世田小学校の児童による稚児踊(ちごおどり)と地元の青壮年による二才踊(にせおどり)に分けられます。二才踊は裃(かみしも)に帯刀,白足袋(たび)の先払い6人とそのあとにウタアゲ,つづいて踊り手が鳥居の下に並び,稚児組のシメデコを合図に境内で円陣をつくり踊りが始まります。稚児踊は二才踊がすむと先導役の鎧(よろい)武者,短い陣羽織をつけて白い小さな三角形のすね当てをした打切,太鼓をもった郷士,稚児の順で境内に入り,静かに左に丸く回ります。毎年7月23日の竹田神社の大祭で奉納されている踊りです。
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