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新田神社の御田植祭に伴う芸能(奴踊,棒踊)
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新田神社の御田植祭に伴う芸能(奴踊,棒踊)
新田神社の御田植祭は旧暦の5月6日に行われていましたが,現在は梅雨入り前の日曜日に行われています。白衣姿の早男と緋色(ひいろ)のはかまをつけた早乙女による田植えに合わせて,宮内と樋脇町倉野からそれぞれ1組が出て,奴踊が奉納されます。奴踊は,田植仕事着の奴たちが,竹竿の先に割竹8本をつけたバリン(馬簾)を回しながら踊ります。田植え歌に合わせてバリンを回すと,8本のヘギが広がりサラサラと美しい音をたてます。また境内では寄田町棒踊をはじめ,薩摩川内市内の棒踊も奉納されます。農耕と神社の信仰をよく表していると考えられます。