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西之表市横山の盆踊
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西之表市横山の盆踊
この盆踊は寛永5(1628)年,島津氏の命により種子島に流されて自害した比志島国隆の後を追って亡くなった阿久根千代女の心情をしのび,七夕の夜に踊られてきました。現在は横山神社の境内で踊られています。踊り手は全員浴衣(ゆかた)がけで刀を差します。男性はカムキ(冠)という白い布で顔をおおい目だけ出して踊り,女性役は花笠(がさ)をかぶって踊るのが大きな特徴(ちょう)です。横山の盆踊は,歌曲も手振りも優雅(が)で荘重(そうちょう),祖霊(れい)を送迎する心のこもった盆踊です。