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末吉町熊野神社の鬼追い
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末吉町熊野神社の鬼追い
曽於市末吉町の熊野神社で1月7日の夜に行われるこの鬼追いは,神事のあと,三匹の鬼(鬼1人,ツケ2人)が現れ,鬼は鬼の手で,ツケは樫(かし)の棒をもち,お参りをしている人たちをたたいて暴れ回るものです。人々は恐れながらも鬼の御幣(ごへい)をちぎります。たたかれた人あるいは御幣を取った人は1年間無病息災(むびょうそくさい)との言い伝えがあります。おおよそ40分で鬼は鬼堂へ帰り,この後,用意された煎豆(いりまめ)が配られて鬼追いの祭は終了します。鬼のかぶりものは通常の鬼の面ではなく,竹かごやわらでつくった原型に御幣を何枚も貼り付けたもので独特です。