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大隅国分寺跡 附 宮田ケ岡瓦窯跡

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大隅国分寺跡 附 宮田ケ岡瓦窯跡


聖武天皇は仏教の力で平和な国家をつくるために,天平13(741)年に国ごとにお寺を建てるように命じました。大隅国の国分寺があったとされる場所には,康治元(1142)年の銘(めい)がある六重の石造層塔や2体の仁王像,観音像の願文がある石塔があります。「三国名勝図会」では五重の石塔があるとされており,調査によると六重の石塔の上二段は石質が異なり,後で補われたものであることがわかっています。出土する瓦(かわら)などから,国分寺が建てられたのは奈良時代の終わりから平安時代の初めの頃と考えられています。

指定年月日

大正10年3月3日指定

所在地

姶良・伊佐エリア

霧島市

国分中央1−23−1794

関連サイト

霧島市・文化財

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