-
記念物
>
- 史跡 >
- 国指定
宇宿貝塚
-
記念物
>
- 史跡 >
- 国指定
宇宿貝塚
奄美市の宇宿貝塚では,縄文時代から弥生時代の竪穴住居跡や土器,石器,骨角器,埋葬(まいそう)跡などが発見されました。奄美地方でつくられた土器と県本土でつくられた縄文時代の土器が同じ層から出土し,当時から文化の交流があったことがわかりました。また砂丘の最高地点で発見された埋葬跡は,調査の結果,母子のものであることがわかりました。成人女性の遺体はあおむけで体を伸ばした状態で埋葬され,両ひざの間に新生児の遺体が埋葬されていました。なお成人女性の骨は,46点のガラス製の小玉などを首にかけた状態で発見されています。南西諸島の先史・古代文化を解明する上で貴重な遺跡です。