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大口筋 白銀坂 龍門司坂
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大口筋 白銀坂 龍門司坂
江戸時代の薩摩藩では,大きな道のことを「筋」と呼んでいました。「大口筋」は,鹿児島城下から吉野・吉田を経て白銀坂を下り,姶良・加治木・龍門司坂・溝辺・横川などを通って大口に向かい,小川内関所から亀坂を越え,水俣に通じる約70kmあまりの街道(かいどう)のことで,参勤交代のルートとしても用いられていました。この街道の中で,「白銀坂」と「龍門司坂」はそれぞれ石畳(いしだたみ)が敷かれて整備されており,現在も良好に保存されています。白銀坂は姶良市から鹿児島市宮之浦町までの街道で,距離は約3km,約3分の2で石畳が残っています。龍門司坂は姶良市加治木町から霧島市溝辺町までの街道で,距離は約1,500m,現存する石畳の部分は約500mです。
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