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竜門司焼古窯
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竜門司焼古窯
初代加治木領主島津忠朗は,寛文年間(1660年代)に帰化した朝鮮陶工芳珍の孫で,鹿児島田之浦で製陶に従事していた小右衛門(のちの初代山元碗右衛門)に反土棚目(姶良市加治木町)で開窯させました。その後,小山田(姶良市加治木町)に良質の白石を発見し,元禄の初め(1688年頃)に移ってきました。その30年後に現在の場所に移った後,昭和30年まで約260年余りの間,連綿と稼(か)働してきた窯です。何度も改築されていますが、ひとつの窯がこれほど長期間使われる例はめずらしいものです。窯の大きさにくらべて入口が小さいのが特徴(ちょう)です。