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刀匠玉置家歴代の墓
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刀匠玉置家歴代の墓
鹿児島市喜入地区にあり,江戸時代,優れた刀工をたくさん輩(はい)出した玉置家の歴代の墓です。鹿児島の薩摩刀には波平系,丸田系,奥系,宮原系,池系,玉置系等があり,それぞれ優れた刀工を数多く輩出しましたが,玉置家を除く他の刀工の墓はほとんど合葬(がっそう)されていて原形をとどめていません。ここには初代から七代までとその一門の墓が26基あり,大変貴重です。玉置家の中でも,二代主馬首安代は亨保6(1721)年に宮原正清(宮原系)とともに将軍である徳川吉宗に招かれ江戸浜御殿で刀を打ち,一葉葵紋を賜り,江戸から帰途京都において主馬首(しゅめのかみ)を受領しています。