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掛橋坂
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掛橋坂
掛橋坂は,戦国期以来,藺牟田・祁答院地方と蒲生地方とを結ぶ地方街道として,また,江戸中期以降は,年貢(ねんぐ)米を輸送するための道として使用されていました。掛橋坂が開通した時期ははっきりしませんが、道筋には寛政8(1796)年の庚申供養(こうしんくよう)碑や明和9(1772)年の馬頭観音碑があることから、遅くともこの頃までには石畳(いしだたみ)道が完成していたと考えられます。江戸期における薩摩藩内の交通路を示すとともに,転落防止のため道沿いに石を積むなど通路としての精緻(せいち)な石畳工法を示す重要な史跡です。
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