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種子島国上湊川・阿嶽川のマングローブ林
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種子島国上湊川・阿嶽川のマングローブ林
メヒルギはマングローブと呼ばれる熱帯及び亜熱帯の低木林を構成する植物で,種子島は自然分布として北限にあたります。種子島でメヒルギが生育している河川は島の東側に位置する6河川です。マングローブ林の高さは河川の中央部に近い部分では低く1~1.5m程度,端の部分は4m前後です。地形的に低く周辺から強風があたる地域では,メヒルギの成長が悪く,1個体の占める面積を広げる独特の樹形になっています。その中で,阿嶽川のマングローブ林は生育面積も比較的広く,良好な生育環境が残されています。北限域で,独特の樹形をもったマングローブ林が残されている地域として貴重です。また令和4(2022)年には,種子島の北部にある湊川の群落も追加指定されました。