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戸森の線刻画
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戸森の線刻画
天城町にある戸森の線刻画は，徳之島における中世から近世頃の船の構造等の海事史的出来事や弓矢等を岩盤に描いたものです。現在のところ，このような線刻画が奄美群島で見つかっているのは徳之島だけで，戸森のほか，母間（徳之島町），馬根（伊仙町），三京（天城町），犬田布岳（天城町・伊仙町の町境）で確認されています。戸森の線刻画は近代以前の徳之島を知る上で貴重であるとともに，過去の海事史や船の構造，弓矢の形状などを考察する上でも重要な史跡です。
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