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栗野町田尾原の供養塔群
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栗野町田尾原の供養塔群
湧水町にある田尾原の供養塔群は,鶴田山という丘陵(きゅうりょう)の中腹に五輪塔や方柱塔婆(とうば),板碑(いたび)などが集められたものです。五輪塔には,文和3(1354)年の銘があるものが2基,文和5(1356)年が1基,永徳3(1383)年が1基など14世紀の年号が刻まれたものがあります。また方柱塔婆には,延文5(1360)年の銘があるものが2基,正平14(1359)年の銘があるものが2基あります。また,梵字(ぼんじ)とよばれる仏さまを表す文字がきざまれているものもあります。南北朝時代の両朝の年号が併(へい)用されており,当時の複雑な政治情勢を読み取ることができます。
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