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郡山町川田堂園の供養塔群
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郡山町川田堂園の供養塔群
鹿児島市の郡山地区にある川田堂園の供養塔群は，川田・比志島両家の墓所内にあり，高さ３ｍもある大きな２基の層塔を中心に，五輪塔や宝塔などがあります。中でも縦１２０ｃｍ，横３３ｃｍの角石に永仁５（１２９７）年の刻文があるものが注目され，この供養塔群は比志島氏の祖栄尊をその三男守佐がとむらったものと推定されます。関係する比志島文書や川田文書，川田城跡などとあわせて，中世のこの地方の歴史を解明する上で，また中世の地方豪族の信仰や思想を考える上で重要です。
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