かごしま文化財事典プラス

かごしま文化財事典プラス

  • 記念物
  • >
  • 史跡
  • >
  • 国指定

城久遺跡

  • 記念物
  • >
  • 史跡
  • >
  • 国指定

城久遺跡


城久遺跡は,山田半田遺跡,前畑遺跡,大ウフ遺跡など8つの遺跡の総称(しょう)です。島内で2番目に高い海岸段丘に立地しており,450棟をこえる建物跡や土坑墓をはじめ,南西諸島で初めて中世前期の製鉄遺構や遺物が発見されました。また,出土した土器のほとんどは,島外(遠くは中国や朝鮮半島)から持ち込まれたものであることがわかっています。古代日本国家との関わりの中で交易拠(きょ)点として成立し,琉球,奄美地域の交易圏(けん)において中心的な役割を果たしたと考えられる遺跡です。

指定年月日

平成29年10月13日指定
令和3年3月26日追加指定

所在地

大島エリア

喜界町

山田

関連サイト

鹿児島県の文化財

関連ページ

かごしま文化財事典(小学生サイト)を見る