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薩摩国分寺跡

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薩摩国分寺跡


聖武天皇は仏教の力で平和な国家をつくるために,天平13(741)年に国ごとにお寺を建てるように命じました。薩摩国分寺が建てられたのは,少し遅れて8世紀末~9世紀の初めごろと考えられています。 昭和43~45(1968~1970)年,55~56(1980~1981)年にわたって発掘調査が行われ,創建時のものは川原寺式といわれる古い型式をとっており,規模も他の国分寺にくらべて小規模なものであったことがわかりました。現在は,史跡公園として整備されています。なお,同遺跡の近くから創建時の瓦(かわら)を焼いたと思われる登窯(のぼりがま)跡が発見されており,「鶴峯窯跡」として指定地に含まれています。

指定年月日

昭和19年11月13日指定

所在地

北薩エリア

薩摩川内市

国分寺町4212-1

関連サイト

薩摩川内市川内歴史資料館

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