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南浦文之墓

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南浦文之墓


南浦文之は弘治元(1555)年日向国(現在の宮崎県)に生まれ,島津義久・義弘・家久に仕えて島津家の政治や外交に活躍(やく)した人物です。安国寺(現在の姶良市)・正興寺(現在の霧島市)の住職となり,さらに家久が大竜寺(現在の鹿児島市)を建てた時,その開山となりました。臨済宗の僧侶ですが,朱子学(しゅしがく)に優れ,漢文の読み方の一つである「文之点」を発明するなど,日本儒学(じゅがく)の発展に貢献(こうけん)しました。文之の門流からは,泊如竹,平田純正らの儒学者が出ています。また鉄砲伝来の様子をまとめた「鉄炮記(てっぽうき)」を書いたことでも有名です。

指定年月日

昭和11年9月3日指定

所在地

姶良・伊佐エリア

姶良市

加治木町反土

関連サイト

姶良市・文化財

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