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桂菴墓
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桂菴墓
桂庵玄樹は，応永３４（１４２７）年に山口で生まれ，京都で儒学（じゅがく）という中国の学問について学びました。文明１０（１４７８）年に鹿児島にやってきて，多くの人々に儒学の一つである朱子学（しゅしがく）を教えました。現在のお墓は，最後に住んでいた東帰庵があった場所にあります。桂庵玄樹は，文明１３（１４８１）年に朱子学に関するする「大学章句」を刊行したほか，鹿児島にいた３０年間，多くの門人に朱子学を講ずるなど，わが国の近世朱子学の源流となりました。鹿児島における学統は「薩南学派」といわれて，多くの優秀な人材を輩（はい）出しています。
