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南種子町平山の座敷舞
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南種子町平山の座敷舞
座敷舞は，祝宴の場において自然と踊られるもので，一人の踊り手が中央に出ておもしろおかしく踊る舞です。鳥を生けどるしぐさの「鳥刺舞（とりさしまい）」や蟹が横ばいするかっこうをして踊る「蟹舞」，おばあさんが米里・野里・浜里の娘に招かれ，米飯・粟飯・亀の煮物をしいられて困る「婆じょう舞」，仏とは何かと問うて，おもしろく問答する「仏舞」，その他に「味噌すり舞」などがあります。鳥刺舞は全国で見られますが，蟹舞，婆じょう舞，仏舞，味噌すり舞はここにしかなく，大変めずらしいものです。座敷舞はユーモアがあり庶民的な味わいのある芸能です。
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