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阿久根市波留南方神社の神舞
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阿久根市波留南方神社の神舞
阿久根市波留の南方神社では,旧暦7月28日の例祭の日に,8年ごとに神舞が奉納されることになっています。江戸時代に,波留村の庄屋が8年ごとに交代する時期にあわせて五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈って開催されてきました。演目は「神降し」,「瓶舞」,「弓舞」,「剣舞」,「田の神舞」,「将軍舞」,「鬼神舞」の7種目で,数は少ないものの洗練された舞で整然と演じられます。この神舞は瓶,剣,弓などの様々なとり物で祭場を清め,天岩戸を開いて天照大神の来臨を乞(こ)うといういわゆる天岩戸神楽系の系統のものですが,その中でも服装や舞い方に独特なものがあります。当日,神社境内には白木綿の布をはりめぐらせ,結界をつくってあります。
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