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羽島崎神社春祭に伴う芸能(田打,船持祝)
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羽島崎神社春祭に伴う芸能(田打,船持祝)
羽島崎神社の春祭を「太郎太郎祭」といい,旧暦の2月4日に行われていましたが,現在はその前後の日曜日に行われています。田打ち行事はテチョ(父)と太郎と牛が出てきて,見物人を笑わせながら田を起こす動作をした後,農家の5歳の男の子が保護者につきそわれ松葉を苗にみたてて田植えの動作をします。船待ち行事は,漁家の5歳の男の子が保護者につきそわれ神前で神官から船の模型をもらい,これをささげて船おろしをして,櫓声(ろせい)をかけながら境内をひとまわりします。田打ちと呼ばれる豊作を願う農村の予祝的な祭事芸能と船持ちと呼ばれる豊漁を願う漁村の予祝的な祭事芸能が一緒に行われることが特徴(ちょう)です。