かごしま文化財事典プラス

かごしま文化財事典プラス

  • 民俗文化財
  • >
  • 有形民俗
  • >
  • 県指定

鶴田町鶴田の庚申塔

  • 民俗文化財
  • >
  • 有形民俗
  • >
  • 県指定

鶴田町鶴田の庚申塔


この庚申塔は,高さ130cmで,天文3(1534)年につくられています。60日に一度めぐってくる庚申(かのえさる)の日に庚申講という眠らないで夜を明かすならわしがあり,その供養(くよう)のために立てられたものです。県内の庚申塔の中でも古いもので,ほぼ完全な形で残っています。五輪庚申塔は大変めずらしく,その塔の形は特殊(しゅ)で,庚申塔文化を考える上で重要です。また庚申の別称とされる「上章涒灘」(じょうしょうとんだん)の刻字があり,これも貴重です。

指定年月日

昭和50年3月31日指定

所在地

北薩エリア

さつま町

鶴田

関連サイト

さつま町・文化財

関連ページ

かごしま文化財事典(小学生サイト)を見る