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鶴田町鶴田の庚申塔
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鶴田町鶴田の庚申塔
この庚申塔は,高さ130cmで,天文3(1534)年につくられています。60日に一度めぐってくる庚申(かのえさる)の日に庚申講という眠らないで夜を明かすならわしがあり,その供養(くよう)のために立てられたものです。県内の庚申塔の中でも古いもので,ほぼ完全な形で残っています。五輪庚申塔は大変めずらしく,その塔の形は特殊(しゅ)で,庚申塔文化を考える上で重要です。また庚申の別称とされる「上章涒灘」(じょうしょうとんだん)の刻字があり,これも貴重です。
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