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入来町仲組の田の神
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入来町仲組の田の神
この田の神は,像の高さが71cmで,宝永8(1711)年につくられています。僧侶の衣装をつけた立像で,頭巾(ずきん)を肩までかぶり,顔面は風化しています。赤色の緻密(ちみつ)な硬質岩の丸彫りで,両手は欠けています。台座の正面に地蔵を意味する梵字(ぼんじ)が刻んであり,地蔵菩薩(ぼさつ)を形どった田の神であることがわかります。仏像型田の神の代表的なものです。