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中尾地下式横穴墓群出土品

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中尾地下式横穴墓群出土品


鹿屋市にある中尾地下式横穴墓群は,6世紀後半から7世紀初めの頃の8基の墓です。6号地下式横穴墓からは象嵌装太刀(ぞうがんそうたち)や鉄剣,鉄鏃(てつぞく),耳環(じかん)など多様な副葬(ふくそう)品が出土しました。象嵌装太刀とは,鎺(はばき)と鐔(つば)の両面と切羽縁(せっぱふち)柄頭(つかがしら)金具部分に銀象嵌で心葉文や二重半円文をほどこしたものです。これらの出土品は,本県における古墳時代の副葬品の中でも屈指(くっし)の情報量と質をほこる貴重な資料です。

指定年月日

平成25年4月23日指定

所在地

大隅エリア

鹿屋市

串良町有里507-1 鹿屋市串良町ふれあいセンター内歴史民俗資料室

関連サイト

鹿児島県埋蔵文化財データベース

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