かごしま文化財事典プラス

かごしま文化財事典プラス

  • 有形文化財
  • >
  • 建造物
  • >
  • 県指定

宝満神社本殿

  • 有形文化財
  • >
  • 建造物
  • >
  • 県指定

宝満神社本殿


宝満神社本殿の建築年代は,落成日を記した墨書板を根拠に,明治32年とされています。屋根は一方が庇(ひさし)のように前に張り出し,建物は半柱(はんばしら)を立て,壁と扉を付けて内陣(ないじん)(御神体を安置している場所)を造る種子島特有の一間社流造(いっけんしゃながれづくり)となっています。神社建築において,種子島に特有の存在で,その様式が西之表市の王之山神社に引き継がれていると考えられ,島内の社殿の伝播を考える上でも大変貴重な建造物です。

指定年月日

令和6年5月7日指定

所在地

熊毛エリア

南種子町

熊毛郡南種子町茎永3786

関連サイト

南種子の文化財

関連ページ

かごしま文化財事典(小学生サイト)を見る