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鹿児島神宮本殿及び拝殿,勅使殿,摂社四所神社本殿
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鹿児島神宮本殿及び拝殿,勅使殿,摂社四所神社本殿
霧島市にある鹿児島神宮は,平安時代の延喜式に「大鹿児島神社」として記載がある歴史の古い神社です。その後大隅正八幡宮,ついで大隅正八幡宮と称され,大隅国一宮としてあつい信仰を受け,明治7(1874)年に鹿児島神宮となりました。現在の社殿は宝暦6(1756)年,島津重豪によって再建されたといわれています。本殿,幣殿,拝殿,勅使殿が一直線に並び,柱筋が本殿から勅使殿まで通り,幅6尺5寸(1.97m)の方眼紙状に柱が立つなど,全体計画がなされていたことがわかります。また勅使殿の両脇に東長庁,西長庁が翼を広げたように配置され,外観を荘厳(そうごん)にしています。