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鹿児島県のツルおよびその渡来地
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鹿児島県のツルおよびその渡来地
出水平野はツルの越冬(えっとう)地として知られています。毎年10月から12月頃にかけて,1万羽をこえるツルがシベリアからやってきて,翌年の3月頃までとどまります。出水平野に渡来するツルのほとんどはナベヅルとマナヅルで,前者が約80%,後者が約20%です。これらは繁殖(はんしょく)地のシベリア東部や中国東北部から,朝鮮半島を経由して渡来しています。そのほかに少数ですがクロヅル,カナダヅル,ナベグロヅルが定期的に,またアネハヅル,ソデグロヅル,タンチョウなどもまれにやってきており,渡来数と種類の多さは日本一といわれています。